どうも!せどりビジネスで起業したサモハンです。
「副業せどり(転売)を始めてみたいけれども、転売で失敗しないためにはどのような点に注意すればいいのか?」
という疑問について答えます。
副業といわれて思い浮かぶのは、「アフェリエイト」か「せどり」が最初に挙げられると思います。
そのうち、「アフェリエイト」はサイトや長文かいて記事を作成しSEOなどの勉強をしなければなりません。
その点「せどり」はとてもシンプルです。
ビジネスの流れもモノを購入して、購入した値段より高い値段でどこかに売る。とてもわかりやすいですよね。
このような理由で、「せどり」を副業として初めてみようと挑戦する人もいると思うのですが、どうしても挑戦する際に気になるのが赤字にならないのか。
「せどり」は実際に商品を購入してから始めるため、売れなかった場合に商品が手元に残ってしまうのですよね。
そこで、上記のような失敗をしないために「初心者がやりがちな失敗談」を紹介していきます。
せどり初心者がやりがちな失敗(Amazonせどり編)
1.ランキングだけ見て仕入れ→不良在庫に
せどり初心者からすると、「ランキングの高い商品は転売しやすい」と考えるかもしれませんが、「ランキングの順位が高い」というのは仕入れる理由にならないため、不良在庫になる可能性が高いです。
なぜなら、ランキングが高くても一か月に2、3個しか売れていない商品などが多くあるからです。
ランキングだけを見て仕入れをし続けるとこれが積み重なり不良在庫に悩まさるようになってしまいます。
商品を仕入れる際は、ランキングだけを見るのではなく需要と供給、ライバルの数、価格相場をモノレートで確認して行いましょう。
2.出品ができない商品を仕入れしてしまった
Amazonでは商品ジャンルや商品メーカーによっては出品するために許可や申請(メーカーが発行した請求書や出品許可証の提出)が必要となってくるケースがあります。
出品しようとして
「現在、この商品は出品いただけません。出品の申請も受け付けておりません。」
「このブランドには出品許可が必要です」
というものが表示されると上記の場合にあたります。
Amazonで出品できるのかを確認せずに、仕入れを行ってしまうと
「せっかく仕入れたのに、、」
と無駄手間になってしまうので必ず、仕入れる前に出品できるかを確認しておきましょう。
出品できるかは、Amazonセラーセントラルのサイトを用いて確認しましょう。
3.JANコードが違う商品を仕入れてしまった
JANコードはどの事業者のどの商品化を表す商品識別番号です。
同じ商品でもJANコードが異なっているだけで、全く売れないということもあります。
同じ商品でもJANコードが異なっている場合は、国内正規品なのかそれとも並行輸入品なのかを注意しながらリサーチを行いましょう。
この失敗はドン・キホーテなどの店舗仕入れの場合によく起こります。
最近のお店は、商品棚に並んでいる商品は空箱で購入するときに、レジの後ろから商品が出てくるということが多いですよね。
このようなシステムになっていると、商品棚に並んでいる商品とレジの後ろにある商品のJANコードが異なるということがあります。
店舗仕入れを行う際に、「商品棚に並んでいる商品は空箱で購入するときに、レジの後ろから商品が出てくる」というシステムの場合にはリサーチしていたものとJANコードが一致しているかに注意してください。
4.FBA手数料の計算間違いをしていて利益が出なかった
せどりを行う際には、商品の価格相場などだけではなく手数料分も考えなければなりません。
例えば、FBA手数料。
FBA手数料はFBAの倉庫に商品を保管する際にかかってくる手数料のことで、保管する商品の大きさによって料金が異なってきます。
一か月で大きい商品だと500円くらいの手数料がかかってきますので、注意しておかないと手数料で、物凄い金額になってしまいます。
このFBA手数料やAmazon販売手数料を正確に計算する場合は、Amazonが提供しているFBAシミュレーターを用いるのがいいですよ。
5.偽物や海賊版を仕入れてしまった
商品をリサーチしている時に利益が出そうな商品を見つけ、情報収集を行わずに飛びついた。
結果、その商品は偽物や並行輸入品だったということはよくあります。
ですので、いい商品があっても「ラッキー」と思い即仕入れを行うのではなく「もしかしたら偽物かも」など疑いつつ、正規品であることを確認してから仕入れを行うことを心がけましょう。
また、偽物だとわかっているのにも関わらず偽物の商品を仕入れると最悪の場合には逮捕されることもあるので本当に気を付けてください。
もし、仕入れてしまってから偽物や並行輸入品だったことに気づいたら焦らずに即返品しましょう!
6.危険物を仕入れてしまった
せどりにおいて危険物の可能性がある商品はAmazonの公式ホームページに記載されています。かなりの種類があるのですが、「電池、液体、粉末、ガス類」などがNGの可能性があると書かれています。
具体例を挙げると、下記が該当します。
- 香水
- シャンプー
- ヘアスプレー
しかし、Amazonへの危険物の出品ルールが変更し、ある手続きを行えば危険物も出品できるようになったのですが面倒くさいので危険物を仕入れるのはなるべく注意しましょう。
7.FBA禁止商品を仕入れてしまった
FBAで納品できない商品を仕入れてしまった場合には、自己発送かヤフオクやメルカリなどのフリマアプリで売る必要があります。
FBAを使うメリットは面倒なことをせずに、利益を得るということなのですが以下の商品はFBAで納品をすることができません。
- リチウム電池
- 酒類
- 医療機器
- 医薬品
- タバコ類
- 危険物及び化学薬品
- 動植物
- 食品などの期限付き商品
- 温度管理ができない商品
これらの商品を仕入れてしまうと、複雑で面倒くさい発送作業を行わないといけなくなるので、注意してください。
詳しくはAmazonヘルプページのFBA禁止商品に書かれているのですご覧ください。
8.FBA納品の段ボールを改造して失敗
段ボールを改造とは、段ボールを加工することです。
例えば、納品する商品に合わせて段ボールを小さく折りたたんだり、大きい商品を入れるために二つの段ボールを組み合わせて一つの段ボールにしたりなど。
これらの梱包でFBAに納品すると受領拒否されてしまいます。ですので、商品に合った段ボールをちゃんと使いましょう。
また、FBA納品で用いる段ボールのサイズも決まっており60cm×50cm×50cmの160cm以内で30Kg以下となっているので、この点にも注意してFBA納品を行いましょう。
9.メーカーから商標権侵害のメールがきて販売取り下げ
Amazonに出品する商品は、基本的には何でも売ることができます。
しかし、Amazonで売られている商品でも、メーカーが独占販売している商品の販売は禁止されています。
例えば、ある商品AがAmazonにおいて5000円ほどで売られていたとします。
そして、メルカリなどのフリマアプリで商品Aが2500円で売られています。
「めちゃくちゃ利益出るじゃん!」と考え出品すると、商品Aのメーカーさんから直接クレームメールが送られてきます。
上記のようにメーカーが商品を独占販売していることを確認せずに、その商品を出品すると、メーカーからメールが送られてくるんですね。
さらに、そのメールの内容が24時間以内に連絡がないとAmazonジャパンへの報告と弁護士を通し法的処置を実行される可能性があると書かれています。
こんな感じのメールを貰ったら、商品の販売を続けるわけにはいかないですよね。
怖いですし。もし、このような事態に至ったらメーカーに謝罪メールを送ってAmazonに出品していた商品をすべて家に戻さなければなりません。
かなり面倒くさいですよね。
このような事態が起こらないように、どんなにうまい商品を見つけてもモノレートをしっかり見ておきましょう。
メーカーが独占販売している商品をモノレートで見ると、出品者数が常に1だったり価格がやけに一定だったりします。このような不自然な点がある商品は仕入れをする際に気を付けましょう。
10.値段設定を間違えて赤字に!
誰もが失敗する可能性のある価格設定を間違えること。
例えば、価格設定を間違えて20,000円と設定しようと思っていたところ間違えて2,000円に設定してしまったら、すごい大赤字ですよね。
もし、価格設定を間違えいることに気づかずに商品が売れてしまったらAmazonのカスタマサポートに連絡をして、注文のキャンセルが可能かを問い合わせましょう。
また他にも、Amazon側で自動的に出品が一時停止されるので価格設定をミスしても大方大丈夫だと思います。
ですが、価格設定を間違えると手間がかかるので注意です。
11.クレジットカードの支払いに間に合わず貯金を崩した
ありとあらゆる商品を仕入れていくと、クレジットカードの支払いに間に合わず貯金を崩してしまったりするのですよね。
その結果、在庫が残りすぎているのに気付かずお金が回らなくなり悪循環を引き起こしてしまいます。
副業せどりは家族との闘い。。!
1.仕入れた商品を置く場所をめぐって妻にキレられる
せどりをするにおいてかなりの問題となる、商品の置く場所。どうしても、商品のスペースが必要となってきますよね。
家族によっては、「家が狭くなるからせどりをやめてほしい」といわれることもあると思います。
この解決策は2つあります。
一つ目はレンタル倉庫事務所などを別に借りるという選択肢です。
ですが、レンタル倉庫事務所を借りるにはお金に余裕がないといけません。
せどりを始めるということは家の経済状況はとてもいいというわけではないと思うので、あまり現実的ではないですよね。
二つ目はお金を使わずにスペースを有効活用する方法です。
例えば、車庫や倉庫などのスペース。また、大きな商品を仕入れるのではなく、なるべく小さい商品を仕入れるという手もあります。
2.平日夜も土日も仕入れで家族に白い目で見られる
副業でせどりを始めようとすると、せどりの仕入れは平日の夜か土日にやることになってしまいますよね。
平日の昼間は本業で忙しいのですから。
ですが、ここで問題になってくるのが家族の時間が取れなくなること。このようなことに妻が不満を抱くこともありますよね。
この解決策は事実を話すしかありません。副業をするには確実に時間が必要となってくるのですから。
なので、実際に「どれくらいの時間をせどりに使うのか」、「慣れてきたらどれくらいの時間でやるのか」などを具体的に説明すると、副業せどりについて理解してくれると思います。
せどりの先を見ていかなければならない
せどりなどのネットの通販の世界は、お客さんが実際に目の前にいるわけではためターゲティングがしにくいといわれています。
せどり初心者は簡単と思いがちなのですが、せどりは意外とマーケティング世界の中で言うと、難易度が高いと言われています。
さらに、Amazonの販売手数料は平均10%でありFBA手数料もあるため
粗利率の底上げをはかる
を行うか
- 売り上げを現在の倍にする
- 在庫率を10%以下にする
- コンサル収益で利益の底上げをする
の三つをセットでやらないとほとんどの確率で、3年以内に事業停止に追い込まれてしまいます。
これは、税理士が計算して出した結論なので間違いない試算計画です。
ネットでせどりをしている人を見ると、融資を受けている人が多く、3年以内に情報発信を進めている人が多いことがわかります。
事業停止の確率が高くなる3年以内にコンサル収益を増やそうということですね。
また、情報発信をしてより一層、知識を付けていくとわかることなのですが、せどりでは年収600~800万程度の最低限度の生活しかできません。
なので、せどりを行い得た知識などを他のことなどに生かしていくとよりいいですね。
つまり、せどりの熟練を生かしたその先を見ていかなければならないということです。
まとめ
以上が「初心者がやりがちな副業せどりの失敗談」でした。
まだ、せどりを始めたばっかりという人は上記のような失敗はしたことないかもしれません。
ですので、この記事で紹介した失敗談を反面教師としてせどりを始める方は頑張っていきましょう。
さらに、ある程度せどりに慣れてくると作業が雑になり失敗が増えてしまうこともあると思うので、せどり初心者にかかわらず上記の失敗談は知っておいて損はないないと思います。
何事も新しいことをやり始めるうちは失敗ばかりだと思いますが、数回失敗した程度であきらめるのではなく、めげずに頑張ってください!